2018年12月01日

NPO法人・いきいき35

●設立  : 平成21年8月に設立
●設立目的: シニア土木技術者の社会貢献
●メンバー: シニア土木技術者を中心としたメンバーで構成
平成30年4月 会員数 18名
●活動紹介: 1.環境活動を年6〜8回行い社会貢献へのモチベーションを保っている。
2.事業活動についての検討小委員会により、「シニア土木技術者に何ができるか」を主要テーマとして、またその他についても幅広く意見交換をしている。
3.同様な活動を行っている建設系NPO法人へのヒヤリングを行っている。
4.行政機関と年4回程度の協議を行う。ダム管理等についてメンバーの経験を生かした支援ができないか検討を重ねている。
5.民間企業への業務支援などのニーズに対し、ヒヤリングを行っている。

●活動状況: 1.本年度、新規会員1名増員することができた.
2.平成30年7月の西日本豪雨は岡山県、広島県に甚大な被害を及ぼした。報道は大きくされなかったが山口県東部でも甚大な被害を受けた。現在、官民が一体となり早期の災害復旧に取り組んでいるが、山口県においてもここ数年で多くの熟年技術者が退職、離職し後継の若い技術者が育っていないため、今回の災害対応においても技術者不足、技術力不足が露呈するなど、厳しい対応が余儀なくされているとのことです。その手助けとして、我々の活動が役立たないか行政、民間企業に提供できる技術、求められる技術について打ち合わせをお願いしているところです。
3.「技術者不足・省力化」をキーワードに国交省が推進しているICTに取り組んでいる地元企業を山口県産業展で知り、石村理事長と同行し取り組みについてヒヤリングをお願いし今後、機会があれば情報交換等を行う事とした。その後、当該企業の取り組みが新聞報道され今後の事業活動が注目されているところです
4.山口県環境生活部県民生活課による「パートナーシップ会議」に出席するなどし広い目線による幅広い情報収集により、当「いきいき35」の課題である「何ができるか」を今後とも探していきたい。

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総会風景

特定非営利活動法人 いきいき35
理事長 石村 和寿  事務局長・理事 皆本 義典
〒754-0897 山口県山口市嘉川4572番地11
e-mail:minamoto3734@yahoo.co.jp
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木版画年賀状

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シビルNPO連携プラットフォーム個人正会員 比奈地 信雄


一昨年までCNCP通信の原稿依頼作業をしており、会員の方々の素晴らしい活動報告等に接し、感服しておりました。まさか今回小生に原稿依頼があるとは夢にも思っていませんでしたので大変困惑いたしました。
CNCP通信の作成に携わり、各分野で活躍しておられる会員の方々はさぞ多彩な趣味をお持ちし、楽しんで居られる事だろうと想像しておりました。
出来ればそのような趣味の一端でも記事にしていただければより趣深い通信誌になるのではないかと思っておりました。そこで今回恥も外聞も捨て小生の趣味の一端をお話し、そのきっかけになればと披露する事に致しました。
11月の声を聴くと毎年年賀状が売り出されます。それと同時に私も年賀状を作成しなければと心地よいプレッシャーが襲ってきます。50年以上毎年木版画で年賀状を作っているので年中行事ととらえ楽しみながら取り組んでおります。まず今年はどのような図柄にしようかから始まり、何色で仕上げるか、題字は何にするか、版木の材質の検討、版木に図柄の転写、彫面個所の色づけ、彫刻作業、はがきの湿らし、摺り作業等多数の工程を経て仕上げます。中でも画題の選定には神経を使い苦労しています。よく毎年その年の干支を題材にする人等同じ画題で作成する人が居りますがどうもマンネリになるようでなるべく毎年題材を変えるようにしております。その年に行った旅先で印象に残った景色や話題になった建物、小さい時から親しんでいる芝居や文楽の中でおめでたい場面を題材にしております。ここ数年は瀬谷に住んで40年余りになりますので「瀬谷をふるさとにする会」に参加し瀬谷の名所的な画題を採用しております。平成31年の賀状はこの9月に80歳になりましたので平成最後の年と併せておめでたい「壽三番叟」にしようと思っております。
版画を作成しているときはほとんど何も考えず無我の境地で細心の注意を払って版画刀を動かし、至極の時を過ごすことが出来ます。特に彫る事により版木から発するほのかな香りをかぎ、版木の癖をなだめながら対話しどのように仕上がるかを想像してわくわくしております。また彫り終え最初に摺る時のドキドキ感は毎年不安と期待とが交錯し、何とも言えない達成感が漂います。
この歳まで版画制作が出来る事に幸せを感じると共に何時までも道楽が続けられるように頑張ろうと思っております。

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イタリア バローナ
アリーナの朝

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竹抜き五郎 団十郎

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敦煌壁画

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道成寺
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ジェロントロジー

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シビルNPO連携プラットフォーム常務理事
株式会社アイ・エス・エスグループ本社代表取締役
SLIM JAPAN副理事長 中村 裕司


“ジェロントロジー (Gerontology)”という言葉があります。
Gerontとは、「老人」という意味のギリシャ語、-tologyは学問を指し示す接尾辞です。併せてジェロントロジー。これまでは主として医学の見地から、老年学、老人学、加齢学などと訳されてきました。
健康だけでなく、高齢者の福祉や社会参加、メンタルケアや年金問題を範囲とし、医学・社会学・生理学・心理学・経済学・法学・工学・建築学など、多様な見地から高齢者や高齢化について探求することを目的にした学問です。
元々、1903年イリヤ・メチニコフというロシアの免疫学者が言い始めた言葉で、老年の生きがいや社会参加あるいはシニア層の戦力化やシニア顧客層といったビジネス視点からも「老人」を研究対象にしてみてはという発想だそうです。ビジネス視点に沿った分野は、特に「産業老年学」とも名づけられております。
日本においても、桜美林大学院に老年学専攻があるほか、東京大学では「高齢社会綜合研究機構」が2009年から発足しています。東大では『2030年超高齢未来』を想定し、どんな高齢社会を実現することが課題なのかが多面的に研究されています。
「産業老年学」は、老人の生きがい、あるいはアクティブシニアといった健康志向にとどまりません。“高齢者”のための社会工学ではなく、むしろ“高齢社会”のための工学を目指していると言った方が適切だと思います。
ジェロントロジーが「高齢社会工学」に向かうものであるとするならば、それは社会基盤づくりを通じて国土やまちや社会を具体化してきた土木工学の延長線に位置する学問であり、「土木と市民をつなぐ」を標榜するCNCPの旗印からすれば、指向が一致する領域ではないかと考えます。
ジェロントロジー=高齢社会工学の目指す未来は、AIや自動走行を基盤とするモバイル社会かも知れませんし、高齢化する社会に対応したレジリエンス社会かもしれません。また、両者が融合する結果がコンパクトシティの実現を促進するかもしれません。社会が否応なく「高齢化」する以上、高齢社会に即応できる工学の樹立が望まれていく傾向は漸増するに違いありません。
この新しい概念である「高齢社会工学」に挑んでみることも、CNCPの今後の目的にしてみては如何でしょうか。
(中村裕司は、2019年より新任理事を努めさせて頂きます。宜しくお願いします。)
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