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個人正会員 監事(美し国づくり協会 会員)山岡 和彦
当協会は最近の気候変動による猛暑や自然災害の多発に鑑み、『和らぎ』をテーマに取り上げ今年度の第五回「美し国づくり大賞」を募集しております。
募集予定期間は2018年12月20日から2019年2月22日です。
「美し国づくり大賞」は、2014年度に協会設立10周年を記念して「美し国づくり景観大賞」を創設し、2回にわたって事業を実施した後、2016年度からは「景観づくり」だけでなく、より多様な活動や取組みによる「美し国づくり」を進める観点から、『美し国づくり大賞』表彰事業に拡大・発展し、2回の表彰事業を重ねて参りました。2016年度は「木」をテーマにし大賞1点特別賞2点、2017年度は「水」をテーマにし大賞1点特別賞1点選定し、表彰式・シンポジウムを開催しました。
今年度のテーマを「和らぎ」とした背景の一つは、6月に起きた北大阪地震、岡山県真備町はじめ西日本での甚大な災害を発生させた7月豪雨、冠水にタンカーの走錨が加わり関西空港の機能を麻痺させた台風21号など、各地に被害をもたらした自然災害の発生です。
もう一つは、7月には東日本で平年+2.8℃西日本では平年+1.6℃を記録し、熊谷市では41.1℃の日本最高気温を記録し、「災害級の暑さ」と表現された猛暑です。

このような気候変動による全国各地の自然災害や猛暑を和らげる適応対策、防災対策、減災対策を通じて「美し国づくり」に貢献する活動をさがしております。
大賞受賞作品は幅広い皆様に知って頂くよう「美し国づくり協会」が発表の機会を設けると共に、メディアに発信し、また時期を見て各年度の受賞作品をまとめ発刊したいと考えております。
具体的な取組み・活動事例としては、ミストによるクールスポットの整備や街路樹の大樹冠下による緑陰の確保などの酷暑対策、石垣・生垣・板垣などによる防風対策、無電柱化による電柱倒壊防止対策、グレーインフラのグリーンインフラ化や雨水浸透施設などの豪雨対策、雪下ろし対策を施した街並み形成による豪雪対策、ブロック塀の生垣化による地震倒壊防止などが考えられます。
審査は、@活動・取組みの目的・目標A取組みの独自性・先進性・創意工夫B地域活性化への寄与C取組みによる景観の向上D取組み期間と広がりE行政と地域住民等との連携F法令等に基づく制度の適用等、以上7つの視点で選定させて頂きます。
「美し国づくり大賞」については、CNCP通信「平成31年新年号」巻末にも紹介されており重複しますが、多くの先進的な取組みが寄せられることを期待して再度ご案内致しました。応募詳細については、「美し国づくり協会」のHPをご覧いただければ幸いです。
posted by CNCP事務局 at 00:00|
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