2019年06月11日

うなぎ持続可能ゲームのスポンサーを募集しています!

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シビルNPO連携プラットフォームうなぎ完全養殖インフラ整備事業研究会
うなぎ持続可能プロジェクトSEFI  代表 三井元子/副代表 小重忠司


うなぎ完全養殖インフラ整備事業研究会では、うなぎの持続可能社会を目指し、昨年4月から「うなぎ持続可能プロジェクトSEFI(Sustainable Eel Farming Infrastructure)」として一般向けに情報発信を始めています。その一環で、この度、スマートフォン向けゲームを開発することにしました。
ゲームの開発目的は、“うなぎを守りながら食文化を絶やさない世の中にしたい”をキーワードに、絶滅危惧種に指定されている「うなぎ」の現状をもっと知ってもらい、国内のみならず世界のうなぎの持続可能社会を目指すこと。また、うなぎを守るための「川づくり」を通し、土木技術の啓発と教育を目指すことです。
ゲームの仮タイトルは『うなぎ組 河川工事承ります』とし、例えば、下記のようなゲームステージを想定しています。
◎うなぎの成長を守る「川づくり」‥‥‥海から渡ってきた稚魚が河口に入り、川の上流を目指すものの、ダムや堰、落差工など河川構造物が邪魔をしている。また、10年近く川で育ったうなぎが産卵のため海に下る際に護岸整備が妨げになっている場合がある。魚道や石倉カゴの設置などを行い、治水・利水の機能を持たせながら、うなぎが生息・成長できる川づくりを行う。
◎うなぎが捕食する生物が住める「川づくり」‥‥‥川の王様であるうなぎが育つためには、エサとなる多くの水生生物が必要。蛇行部保全、自然な水際を創出、ワンドの保全・再生、湿地の保全・再生など、生物多様性に対応した川づくりを行う。

一般的に分かりにくい「多自然川づくり」という題材を、ゲームデザイン要素やゲームの原則をゲーム以外の物事に応用する「ゲーミフィケーション」という概念でリアルに体験させるようにします。
また、「うなぎ」を主役に据えてストーリー性を持たせることにより、「シンプルなルール(目標)」「ランキング(競争)」「バッジ(報酬)」などを使いながら、以下の4つ側面、
1.「Attention(注意:面白そうだ)」
2.「Relevance(関連性:やりがいがありそうだ)」
3.「Confidence(自信:やればできそうだ)」
4.「Satisfaction(満足:やってよかった)」
を満たすことで、多自然川づくりを魅力的な内容にしてユーザーの意欲を高めていきます。
ゲーム製作は、娯楽と教育を兼ねたエデュテインメントゲーム『畑っぴ』で有名な(株)エルディに依頼します。『畑っぴ』とは、農家の方々に監修された本格的な農作業ゲームで、ゲームで収穫した作物が農家から直接自宅に配送されるので、実際に農地を持たずとも新鮮で美味しい作物を堪能できるのです。現在、ユーザー数は10万人以上となっています。
開発第一弾として、埼玉県を流れる「荒川」をゲームステージに設定し、浦和のうなぎ文化も紹介できるよう、ゲーム達成による獲得品は「浦和のうなぎを食する権利」、「蒲焼の冷凍」、「SEFIグッズ」などを想定しています。また、ゲームユーザーがリアルに体験できる場所として、国交省が推進する「多自然川づくり」、「ミズベリング」などのイベントとも連携したいと考えています。
このゲームのサービス開始を2020年東京オリンピック開催前に設定し、SEFIでは現在、スポンサー企業を募集しております。詳細は、SEFI事務局(さいたま市浦和区/電話048-628-4988/info@sefi.jp)、担当:小重までお問い合わせくださいますようお願いいたします。

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●プロローグでは、うなぎの誕生からシラスウナギになるまでを映像を交えながら解説する予定です。また、ゲームの監修には、“世界のうなぎ博士”塚本勝巳教授に加わっていただきます。

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防災減災につながる日常的な活動

シビルNPO連携プラットフォーム常務理事 協働推進部門担当
日本ファシリティーマネジメント協会 インフラマネジメント研究部会副会長
インフラメンテナンス国民会議 市民参画フォーラムリーダー
アイセイ(株) 代表取締役 岩佐 宏一
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想像してください。
●毎日通る橋が通行できなくなったら。
●道路がボコボコで車や自転車の運転が難しい。歩くのもままならない。
●雨水ますや側溝がなく、雨が降るたびに水がたまる。家が浸水してしまう。
●ひねれば出るはずの水が出ない!
●道路標識の柱が腐食してあちこちで倒れている。。。
当たり前に使用している公共施設は、社会生活の中でもっとも欠かせないものですが、ヒトが作ったものであることから何もしなければ簡単に壊れてしまいます。さらに便利で快適な社会生活を送るうえでは、社会基盤となる公共施設が安定して安全に使用できなくてはなりません。しかしながら高度成長期に建てられた多くの施設は作られてから50年を迎えようとしており、今まさに維持するための多くの費用が必要となるといった課題がクローズアップされております。

■通行制限の橋梁数 全国1,381橋(2014年調べ)
通行制限のある1,381橋の内、橋齢50年以上 645橋(47%)
■管路施設に起因する道路の陥没件数 全国約3,300箇所(2015年調べ)
■水道管破損事故 約25,000件(2016年調べ)

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■自然災害による床上浸水棟数 全国5,632棟(2017年調べ)
■土砂災害(地すべり、がけ崩れ等) 全国1,514件(2017年調べ)

ご存じでしょうか?

被害の大きさはともかく、日本全国で1年間に発生している被害件数です。発生原因は自らが年数と共に環境等の要因によって変化する老朽化、外からの大きな力によって引き起こされる自然災害がほとんどとなりますが、いかに災害が身近に起こっているかということを。
では何もせずに被害が出るまで待つ?わたしの周辺では聞いたことがないので、他所のことだから他人事?税金を払っているんだからしっかり管理してよ!
いくら危機感があってもどうすればいいのかわからなければ、結局のところだれかに委ねるしかないのが行き詰まるところだと思います。
例えば、自分の子の通学路に倒れそうな標識やブロック塀があれば直ぐ施設管理者へ連絡を取るでしょう。家の前の排水ますに詰まりがあり、水たまりができてしまうようであれば自身で詰まりをとったり、詰まらないように清掃をしたりすると思います。
何かきっかけがあれば参加してもいいと感じているひとは思いのほか多くいることに驚きました。下記のアンケート結果は国土交通白書2016に記載された「インフラ維持管理への住民参加意識」です。

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私たちの生活や経済活動に密接に関わるインフラ施設を後世に引き継ぐためにも、市民と協働で活動する必要があります。最後に「市民の参加意識を行動へ導くために」どうすればいいか。

 ★市民にインフラの現状を伝える
 (老朽化の現状、維持管理費用について)
 ★市民が参画する機会を設ける
 (インフラメンテナンス国民会議への参加、地域の取組)
 ★市民に何をしてほしいかを伝える
 (日常的にできることを伝える)

現状、受動的な立場が主体な公共から、能動的活動となる公共へシフトすることが、本来の公共との関わり方であるように思います。みなさま一緒に活動しましょう
posted by CNCP事務局 at 00:00| Comment(0) | インフラメンテナンス