2018年04月01日

NPO法成立20年と財政基盤

3月19日の朝日新聞に「社会を変えた非営利活動」という大きく2面を使った解説記事が掲載されています。ここでは、CNCP通信46号にトピックスとして掲載した「動き出した(略称)休眠預金等活用法」についても言及しており、多くのNPOの悩みは資金難で、収入源の多様化が大きな課題としています。また急成長しているのが、ネットを利用して資金を募る「クラウドファンディング」で、その事例として株式会社READYFORを取り上げ、お金を集めたい人は同社のサイトで使い道と目標金額を提示して期限を決めて募る。これまでに総額で7850件、56億円が集まったとのこと。
 CNCPでは、当初から事業化による資金調達をめざすとともに、ファイナンス研究会などで多くに事例やシステムを議論してきましたが、現在のところ、寄付に頼るという実態から脱皮していません。こういった情報を参考に、さらに努力したいと思います。          (代表理事 山本卓朗)

さて、ひとこと欄をほぼ1年続けてきましたが、今回で一区切りにします。次号から、シリーズ「土木ということば」(仮題)を始める予定です。「土木ということば」を説明せよ、と言われたとき、ウッ!と詰まることありますね。そのあたりを歴史的な資料を研究している仲間の協力を得て解き明かします。
posted by CNCP事務局 at 00:00| Comment(0) | NPOファイナンス等
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