2019年04月01日

「体幹」を鍛え、『体感』を甦らそう

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シビルNPO連携プラットフォーム サポーター
(NPO法人 社会基盤ライフサイクルマネジメント研究会 事務局長)
 宮下 裕美


平成25年の春、定年延長もあとわずかという時に同じ市内に住む娘からある「ちいき新聞」なるものを手渡された。以前にも投函されていたが“気”にも止めていなかった。新聞内容は、市内の店舗の広告宣伝(割引クーポン券付き)・販売支援サービス・地域情報の口コミなどなど。しかしわざわざ今回持参してくれたのには訳があった。定年後、親父が家に引きこもり(町内との付き合いは現役中全くなし)状態を懸念してのことである。
一面の見出しに写った記事には、6人のおじさん(おじいさん?)方が颯爽としたレース用の自転車に跨り、安全ヘルメットを被り、こう呼びかけていた。「仲間を募集中です。この6人だけではキャッチボールしかできません。少なくともあと3人の参加・入団が必要です。」と。何の話かと思いきや、続けて読むと「我々自転車を乗り回し、色々な所へ行っています。しかしこれからは、地元の方々とより楽しく過ごすのには、「団体でしかできないソフトボール同好会」を作ろうとのことで今回市民の皆様に呼びかけました。経験の有無は二の次。衰え始めた体を無理なく動かそうとの集まりです!!参加希望者は連絡をお願い。とのお誘い。

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ソフトボールチーム柏オールドボーイズのメンバー

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ソフトボールチーム柏ゴールドスターのメンバー

早速のお誘いに応募し、指定場所での初練習に行くと以前の6人に、新人10人を加え16人のチーム。毎週木曜日の朝9時から昼まで。雨以外は毎回参加して現在まで。今では、新入団員を断るのが大変だそうです。そこで知り合った方からの誘いで現在、古希リーグ県代表チームで頑張る運動マンです。
体を動かすことの重要性から、このソフトボールに加え40数年前から始めた「ゴルフ」も少々たしなみ、また社会貢献の立場から「市のシルバー人材センター」に登録し、週3日一日3時間の労働協力をしています。
ソフトボールの練習・試合後の特に「右肩の痛み」。日ごろの運動不足の“つけ”が回り、スポーツはしたいがあとの痛みを考えると…。と悩んでいると、前出の娘が曰く、「幼稚園の先生からトレーナーに変身した方がいるジムへ行ってみない?」。この日は3年前の「父の日」。プレゼント代わりに30分のトレーニングサービス。それに知人が開設している鍼灸医院での、針とお灸。併用で痛み解除したが、針先のちょっとした痛みでトラウマになり今は継続していない。
西洋医学のトレーニングは、若い時には頑張った(頑張れた)筋肉や腱が、年を重ねて衰えるのは当たり前。如何に今を持続させつつ、また運良ければ向上させれるか。が、永遠の課題だとトレーナーさん。10日に1回程度で全身の「体幹(インナーマッスル)」を鍛え、今ではハードなソフトの練習後でも翌日には「まったく右肩の痛みは解消」。体調の感覚 (体感) は戻り、いかにして継続していくかが今後の課題である。
古希リーグが4月2日から開幕します。

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体幹トレーニング中の筆者

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体幹トレーニング前後の姿勢
posted by CNCP事務局 at 00:00| Comment(0) | 地域社会等
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