<設立の背景>
CNCPは、設立3年を機にこれまでの活動を見直し、今後の活動の基本テーマとして「土木と市民社会をつなぐ」が設定されました。事業化推進部門でもこれを受けて、活動の見直しを行い、過去3回実施してきた、アワード事業と社会的課題解決を図るソーシャルビジネス(SB)や企業のCSV注1事業を中心に、「土木と市民社会をつなぐ」ためにどういう事業化を推進するべきかという視点で活動を見直す「土木と市民社会をつなぐ事業研究会」を立ち上げるに至りました。
注1:共通価値の創造(CSV)とは社会的課題を工夫のある事業で解決を図ると共に合わせて企業価値の向上を図る事業を称します。
<活動目的>
研究会の活動は社会的課題の解決を図る事業手法、特にソーシャルビジネス(SB)および企業の共通価値の創造(CSV)を学習すると共に建設分野における社会的課題の解決を図る事業を広く調査研究し、望ましい活動・事業とは何かを明らかにすることを目的とします。さらに、上記の望ましい活動や事業を実施している企業や団体を広く社会に紹介し、アワードとして賞することで、建設界に対する社会の理解を進めることも目的とします。また、この研究活動は土木学会とCNCPで進めている「土木と市民社会をつなぐフォーラム準備会」に参画して進めるものとします。
<主な活動内容>
@ SBおよびCSVの学習
A 社会的課題解決事業の調査
B 建設分野で望まれるSBやCSV等社会的課題解決の活動や事業の整理
C SBおよびCSVのセミナー開催
D 建設大賞の実施
<組 織>
・本研究会は事業化推進部門直轄組織として辻田担当理事が所管します。
・本研究会は「土木と市民社会をつなぐフォーラム準備会」と協働します。
<研究会メンバー>
研究会メンバーは下記の通りです。
・CNCP運営会議から:
山本代表、辻田理事、田中理事
・アワード(建設大賞)選定委員から:
田村選定委員
・ゼネコンから:
安藤ハザマ、熊谷組、鉄建建設、
西松建設、前田建設工業、奥村組
・アドバイザーとして:
武蔵大学 粉川先生、CNCP野村理事
<研究会の進め方>
・定例会は2〜3ヶ月に1回程度のペースで行っています。
・また、土木学会シビルNPO推進小委員会の「土木と市民社会をつなぐフォーラム準備会」の活動に参加して参ります。
2019年10月01日
「土木と市民社会をつなぐ事業研究会発足」
posted by CNCP事務局 at 00:00| Comment(0)
| 地域社会等
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