CNCP通信Vol66で本研究会の発足のご報告致しましたが、本研究会も早いもので発足から1年が経過しようとしております。発足当初の第1回〜第3回研究会では主としてソーシャルビジネス(SB)や企業のCSV事業やCNCPが過去実施してきたアワード事業の学習をして参りました。
そして、第4回研究会では「土木の視点での取り組むべき社会的課題」をテーマにワールドカフェ方式によるブレーンストーミングを行いました。当日は90分程度の限られた時間にも関わらず下記の一覧に示す86枚ものポストイットに様々な切り口で社会的課題が出されました。

本研究会は運動論としてゼネコンが取り組むべき社会的課題解決をCSVの視点で探るものであり、第5回において今後の研究会はブレーンストーミングの結果を受けて「インフラメンテ」,「災害対応」,「地球環境・エネルギー問題・廃棄物対応」「中央と地方との格差対応」,「国や地域の将来ビジョン」を社会的課題として一つずつ取り上げてこれらの課題をCSVの視点で探って行く方向が明確に示されました。そして、第6回研究会は「インフラメンテ」の課題解決をCSVの視点で探る検討を行いました。討議の「主な論点」は単なる従来の建設界の延長線(常識解)だけでは終わらせないよう、「研究会としての新機軸」を打ち出せるよう留意しております。今後の本研究会の活動にご注目下さい。
注釈:共通価値の創造(CSV)とは社会的課題を工夫のある事業で解決を図ると共に合わせて企業価値の向上を図る事業を称します。
posted by CNCP事務局 at 00:00|
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シビルNPOの現況と課題