2020年11月01日

■大阪万博のレガシー“太陽の塔

 数年前、昭和世代には忘れられない“太陽の塔”に再会し、改めて紹介致します。   
 1970年(昭和45年)開催の大阪万博のシンボルとしてデザインされた高さ70mのSRC造(一部鉄骨造)の搭状施設ですが、多くのレガシーを築きました。
 3つの顔、黄金の顔/太陽の顔/黒い太陽が会場内を見つめ、海外の来訪者にも強烈なインパクトを与えました。高校生の私は、この顔に見守られながら、国内外のパビリオンを巡り歩いたのです。
 最近、耐震改修工事と内部再生事業が完了し、太陽の塔を有する万博記念公園の再出発に大きな期待が高まっています。
▼フレンズコーナーに続く。
(吉川 弘道)

img1087.jpg

img1088.jpg

私が主宰する土木ウォッチングには、このような投稿記事を分類/公開しています(現時点にて1100件1800セッション)。
https://www.doboku-watching.com/
posted by CNCP事務局 at 00:00| Comment(0) | インフラメンテナンス

2020年10月01日

人生100年社会

前シビルNPO連携プラットフォーム常務理事
(株)アイ・エス・エスグループ本社相談役
NPO法人SLIM Japan理事長
(財)人生100年社会デザイン財団理事
img1085.jpg
中村 裕司


■新財団のご紹介とCNCP
2020年10月1日、(財)『人生100年社会デザイン財団』が発足しました。
この財団は、東京大学名誉教授・神野直彦先生(財政学)と東京大学大学院教育学研究科教授・牧野篤先生(生涯教育)のお二人を代表者に頂き、人生100年時代の個人の生き方と社会制度のあり方を構想しようとする財団です。
きっかけは、2年ほど前にCNCP通信に寄稿させて頂いた『Gerontology』でした。日本語では当時『老年学』と訳されていたその研究領域に興味を抱くと同時に、Gerontologyを老年学という医療領域だけでなく、「高齢社会工学」という、ニュアンスがcivil engineeringに近い領域まで広げたいと考えておりました。
そこで行き着いたのが、当時東京大学にできていた「高齢社会総合研究機構」でした。その副機構長であった牧野先生と知己を得、その縁からCNCPサロンに牧野先生をお迎えし講演をして頂きました。
爾来1年余、多くの方々のお知恵とお力を得ながら、牧野先生のご発案により財団設立の機運が盛り上がり、約半年間準備作業を進めた末、10月の発足に漕ぎつけた次第です。

■財団を取り巻く背景
2018年6月内閣府に「人生100年時代構想会議」が設立されて以降、「人生100年時代」を謳う情報が氾濫しています。『Life Shift』の著者リンダ・グラットン教授と小泉進次郎氏の対談の影響もあり、その後「100歳人生」「100年時代」等をタイトルにした本がずらーっと並ぶようになりました。
が、その本の内容は“健康で長生きするための養生訓”であったり、“100年生きるためにいくらお金が必要か”、あるいは“高齢者はどのように残りの時間を充実して生きるべきか”などといったノウハウ本がほとんどです。いわば、長い老後をいかに賢く生き抜くかのための「老後人生の対策」を述べたものが目立ちます。
他方、上の構想会議に呼応するように、「人生100年時代」を取り上げた研究や調査も少なからず見受けられるようになりました。だが、新財団で取り上げる「人生100年社会」は「人生100年時代」とは似て非なる議論となるでしょう。それは「社会」という単語が「時代」という単語と異なるように、です。
■人生100年社会とは?
財団の研究では、「人間の共同生活」の総称を社会ととらえ、人間の集団としての営みや組織的な営みを社会と考えます。つまり人間が一つの共同空間に集まっている状態、またその集まっている人と人とのあいだの結びつきをして社会と称します。
したがって、「人生100年社会」とは100年以上生きることが前提となった人間の集まっている共同空間・組織と、そこに生きる人間の結びつきを議論の対象として取り扱います。「人生100年時代」に対し、「人生100年社会」のほうは有形無形に関わらず“空間・組織”と“むすびつき”を対象にする点が特徴です。
■「ありうる人生100年社会」の構図
未来には、「ありたい未来」「あるべき未来」「ありうる未来」があります。人生100年社会では「ありうる100年社会」の構図を描きます。

逆に、今すぐ思い付く「あってはならない未来」や「今後ありえない未来」については、いろんな書物になかで次のように言われています。カッコ内は著書名です。
@65歳で伐採する社会(シン・ニホン)
AAI-ready化ができていない社会(同)
B3段階一方通行ステージ社会(ライフ・シフト)
Cエイジ=ステージという図式の社会(同)
Dつながらない社会(持続可能な「人生100歳社会」に向けて)
E高齢者対応の諸制度onlyな社会(ライフ・シフト)
Fホワイトカラー志向社会(働き方5.0)
G意識だけ高い系社会(同)

■今後の活動
財団は、アカデミー事業、Re-Viveコミュニティ事業、アクレディテーション事業の三つを軸に、これから活動を進めて参ります。財団にはおよそ20名ほどの著名な先生方、官界の方、産業界の方に名を連ねて頂いております。今後も活動状況についてCNCPの皆様と情報を共有させて頂ければ幸いです。

追記:私は、先の総会において理事を退任させて頂きました。2年間有難うございました。新任は横塚雅実氏です。これからも応援をしていく所存です。

img1086.jpg
posted by CNCP事務局 at 00:00| Comment(0) | その他(随筆的な投稿)

最近の小事・・・無くしたもの・・・

シビルNPO連携プラットフォーム 正会員
宮崎県 有限会社 仁礼
img1082.jpg
星野 隆幸


2020年は新型コロナで始まった、いまだに出口は見出せないでいる中、毎日新型コロナの名前が氾濫している。では、新型コロナとはいったい何者なのだろうか。コロナウィルス自体は、さほど珍しくないと言うか、毎年冬になると患者が増える風邪の原因ウィルスの一つなのである。ウィルスの表面に特徴的な突起物があり、その見た目、もちろん電子顕微鏡でしか見ることが出来ないのであるが、王冠(crown)に似ていることからギリシャ語の王冠を意味するcorona(コロナ)と付けられた。2019年中国で発見され今回の騒動の主である、コロナウィルスは、コロナウィルスの一種であるが、今までと違う性質の新しいウィルスなので「新型コロナウィルス(COVID-19)」と呼ばれるようになったのである。世界中で、沢山の方が感染され、沢山の死者を出していまだに衰えない厄介者なのである。日本政府も、「新型コロナウィルス感染症緊急事態宣言」を発令し、感染拡大防止、各自治体も追随するように感染拡大防止に努力している。仕事も遊びも自粛の中、経験のない1年を皆が過ごしているのである。
さて、新型コロナは、風邪の新型なので、風邪の感染防止の第一は、安静にして寝ていることで、つまり隔離して他人と接触しないことだと単純な私は考えていた、法的な事、政府の事、経済の事等、難しい事は横に置いておく事にして、他人に感染させないようにするには他人に会わない事が一番いい方法であるのは間違いない、そしてそれを決断したのは、自分自身であり、家族であった、つまり、誰かに言われなくても行っていたのである。では、現在は、どのようになっているのだろうか、法律で決まったことだからだとか、何か理由付けが無いと動くことも出来ず、決断する事も出来なくなったのだろうか、他人に感染させないとは、他人を思いやる事、特定の他人で無く、自分以外全ての他人の事であった、自分自身以前に他人を考え自分自身で決断行動する事であった。今回のコロナ騒動で感じたのは、日本人の記憶の中に確かに持っていた何か大切なことをいつの間にか無くしてしまったのでは無いかと言う事である。

img1083.jpg
東京日本橋に水天宮がある、安産と水難除けで有名なお宮さんである。知り合いの安産祈願に犬の置物を購入した、何の変哲も無い、手のひらに収まる大きさで、竹の籠を頭に乗せている。何故、安産祈願の置物になるのか、
@ 犬は、多産でお産も比較的軽いらしく安産の象徴
A 籠の形状は穴が多くあいている、穴で風通しがよく風が抜ける、風が抜けるから風邪が抜けるとなり、赤ちゃんが風邪を引かずに健康にすごすようにと言う祈願
B 籠の素材の竹、この竹が実は非常に大事で、竹以外では成り立たないのである、犬の頭上に竹製の籠を乗せている、漢字で考えてほしい、犬の上に竹、竹冠に犬つまり、笑と言う漢字になるのである。赤ちゃんが笑顔で暮らせる家庭はいつも幸せな家庭につながると言う想い。
どうであろう、日本人は、こんな小さな土人形と竹籠でこれだけ沢山の願いを肉親を含む他人に想いやることができたのである。

2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震、今年も熊本球磨地方豪雨災害等と、自然災害が立て続けに日本を襲っている、特に2011年の東日本大震災発生時の日本人の行動は世界の人々から、これほど民度の高い国はないと賞賛を受け、21世紀の奇跡とまで言われたのであるが、最近の報道にみる日本人の行いはそれに見合っているのだろうか。お年寄りを狙った電話での詐欺事件、車を使ったあおり運転、ぶどう等の農作物や家畜を狙った窃盗、駐車している車へのいたずら、報道の良し悪しはこれも横に置くとして、なんと民度の低い事件であろうか、子供の頃、両親から教えられたのは、たった一つ、「他人に迷惑をかけるな」であった事を思い出すに、なんて深い教えであったのかをあらためて感じている。

最後に少しだけ近況を報告します。今年度から本格的に、地元にある宮崎大学と共同研究をする事になり、田舎の弱小企業としては大変名誉な事と感激すると共に責任を感じている所です。内容は、近年普及したUAV(ドローン)を利用した研究で、弊社は、熱感知赤外線カメラを搭載したドローンで協力することになっています。
地元日南市に熱感知赤外線カメラ搭載ドローンを所有する企業は無く、まだまだ、ノウハウも未熟でありますが日々精進中です。

赤外線写真のサンプル
img1084.jpg
posted by CNCP事務局 at 00:00| Comment(0) | 人文等